アタマジラミの治療にかかる駆除期間はどれくらいですか?

アタマジラミの駆除にはおよそ2週間は必要

使用する薬剤や処理法によりますが、アタマジラミの駆除にはおよそ2週間かかります。

一般的によく使われるシラミ駆除剤であるスミスリンの場合、成虫や幼虫を駆除することは可能ですが、卵への効き目はあまり期待できないため、孵化にかかる日数を計算に入れ、卵の孵化を待って薬剤を使用するという方法を繰り返す必要があります。

スミスリンでは、卵の孵化を計算に入れ、3日に1度、3~4回の駆除を推奨しています。日数にすると9~12日で駆除が完了する計算となります。

ただし、アタマジラミは相当にしぶといので、必ず一定期間駆除を行えばすべて完了するとは限りません。感染の発生源の駆除が遅ければ再発という可能性もありますし、家族内で移し合うことも考えられます。

頭についたアタマジラミの駆除を続けながら、同時に家庭内のクリーニングを小まめに行い、やっと駆除が完了するのがアタマジラミなのです。

スミスリンは卵には効きにくいという薬剤ですので、コームで1つずつ卵を丁寧に駆除しない限り、予定より短い期間で駆除が完了するということはありません。気を抜けば幼虫が成虫になって卵を産み付けてしまいますので、必ずコンスタントに駆除を続けなければなりません。

この2週間を長いと感じるか短いと感じるかは人それぞれですが、この期間が駆除にかかる最低時間の目安となります。

スミスリンより早く駆除が終わる可能性のあるシラミ駆除剤

シラミの駆除剤はスミスリンだけではありません。

例えば、米国で開発されたシラミンローションというシラミ駆除剤では、スミスリンのように薬剤による毒性でアタマジラミを殺すのではなく、特製のナトリウム成分で窒息状態と脱水状態を作りアタマジラミを駆除します。

大きな特徴は配合されている成分が全て天然成分で毒性がないことと、成虫や幼虫だけでなく卵にも駆除効果が期待できることです。

アタマジラミの中にはスミスリンで使われている成分に対する耐性を持っている薬剤耐性シラミも存在しているのですが、シラミンローションの駆除法であれば窒息と脱水によって駆除を行うので、アタマジラミの耐性にも形態にも関係なく駆除を行うことが可能です。

卵へは脱水作用による駆除効果が期待できますから、頭髪の中に生きたアタマジラミが孵化するという精神的な不快感を軽減することもできます。

卵から成虫まで駆除可能なシラミンローションでは、比較的短時間で効率の良い駆除が期待できますが、やはりアタマジラミのしぶとさを侮ることはできません。シラミンローションでも数回に渡って間隔を開けながら駆除を繰り返し、2週間ほど駆除作業を続けることが推奨されています。

一度で確実に駆除を終えるというのは難しいかもしれませんが、やはり2週間を目安に駆除を行えば、ほぼ確実にアタマジラミの駆除を終えることができます。

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