子どもが頭を頻繁に掻いているのはアタマジラミの症状のせいかも

子どもが頻繁に頭を掻いていたらアタマジラミを疑う

子どもが頭を頻繁に掻いているのを見かけたとき、少し注意をして頭髪の様子を見てみる、といった習慣があるとアタマジラミに対して早い処置を取れる可能性が高まります。

アタマジラミに感染している場合、繁殖を早くに防ぐため、感染を広げないためにできるだけ速やかな処置と対策が必要になります。

感染と言えば体内を巡る病原菌のようなイメージがあるかもしれませんが、アタマジラミは昆虫に寄生されることであり、卵を産み付け増殖を繰り返すので、病原菌が原因の症状のように自然に治癒するものではありません。

大人に比べると子ども同士で感染させ合うことが多いですから、いち早くアタマジラミの存在に気づけるよう、その可能性を考慮して子どもを観察することが重要です。

アタマジラミは寄生するだけで痒みが生じるというわけではありませんし、無症状のことも珍しくありませんが、次第に個体数が増えると、吸血部位のアレルギー反応によって頭皮が痒くなります。

アレルギー症状による痒みなので個人差があります。初感染の場合、抗体が働かないためほとんど無自覚のまま繁殖する傾向にあると言いますし、繁殖後もしくは再感染時には痒みが激しく、掻きむしってしまうために頭皮が傷ついたり、そこから細菌が入り込んでしまったりというケースもあります。

頭の痒みを引き起こす原因には、単純に洗髪の不十分があることもあれば、日焼けやかぶれといった皮膚トラブルがある場合もありますが、子どもが頻繁に頭を掻いているという仕草を見つけたら、アタマジラミの可能性を考慮して観察することが重要です。

また、アタマジラミに寄生された場合、頭皮周辺つまり耳の後ろや首の後ろに小さく赤い噛み痕が見つかることがありますので、アタマジラミに気付くきっかけになるかもしれません。

アタマジラミやその卵の大きさは1mm程度と大変小さく、よく見なければ発見できません。フケかと思ったら虫(アタマジラミ)だったということも、反対にアタマジラミの卵だと思ったらヘアーキャストと呼ばれる付着物だったということもあります。

特に、このヘアーキャストと卵の見間違いは起こりやすく、見分け方を確認しておく必要があります。いずれも頭髪に付着していますが、卵はセメント状のもので頭髪上に固められているため、少し触ったくらいでは動きません。

対してヘアーキャストは、頭髪にまとわりつくように付着してはいますが、触ると簡単に動き、取り除くことができます。

頭や肩口に白いものが見えたとしても、フケだろうと思えばきちんと頭を洗うように伝えることはあるかもしれませんが、お子さんの年齢によってはまじまじと頭を見たりすることも少ないでしょう。

しかし自分の目で確認しにくい頭髪のことですから、アタマジラミに感染している可能性を考慮し、保護者がよく観察することで早く苦痛を取り除くことができ、感染の拡大を防ぐことができるのです。

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